人の(当然)美容事情のお話です。
美容医療について
美容大国、日本
美容医療に対するハードルはどんどん下がり、美容クリニックも規模は更に拡大傾向です。
「外見至上主義(ルッキズム)ではないか」、「それは良くないのではないか」という議論はさておき、今後の流れとして、この美容医療の分野が縮小することはないと思います。
ハードルが低い侵襲的でない施術(いわゆる美容外科てはない治療、要はメスを使わない詐術)もどんどん出てきていますね。機械を使うもの、注入するもの(ボトックス、ヒアルロン酸、PRP、FGFなどなど)…
ここまで日常的に美容医療の宣伝を目にするようになるとは一昔前には思いませんでした。covidの流行がこの流れに拍車をかけているのはまちがいないようです。アンチエイジング、予防医療にも同じ傾向があります。日本はまさに美容大国になりました。
情報収集について
ざっくりとした効果効能、利点のみではなく、きちんとその機械の性質や薬剤の内容、副作用まで調べることはなかなか難しいと思います。ただ、少しでも基本を分かった上で診療を受けるのが理想です。
今はInstagramやTwitterなどで美容専門の医師やクリニックがかなり詳しく解説していたりします。見るたびに煌びやかな世界に圧倒されてしまい、私は必要以上にはあまり見ませんが、情報収集にはとても良いツールだと思います。
もし少しでも専門的な知識のベースがあれば、専門誌や論文などを漁ってみるのも良いかと思います。
しかし注意点があります。
いわゆる一般医療はEBM(エビデンスというやつです)が確立され、ガイドラインがあります。しかし美容に関してはほとんど大規模臨床試験などは行われていません。
比較的小規模での効果効能を前面に出しているので、自分には合わないということも当然あります。自己責任の感覚がない人、エステ感覚で診療を受ける人には向かないと思います。
エステとの違いは?
医療ではないエステとは目的が違うと考えたら良いかなと思います。アロママッサージなどは医療ではできません。リラックス目的ならエステです。
ただHIFUや脱毛など、一部被るところがあります。
HIFUならば出力パワーが違うなどの違いがあり、その分費用もエステの方が安くはなっています。お金がどうしてもという場合、エステで試すのもありかもしれません。しかし費用対効果の面からは絶対に医療を利用すべきです。
美容医療、どう利用する?
一昔前までは『親からもらった顔に云々』という考え方も主流でした。美容医療というと異端な印象は拭えませんでした。
しかし、個人の価値観、自己決定権をより尊重することが良いとされる世の中では、自分で自分の顔を決めるという考え方がメジャーになっていますね。当然自己責任の元ですが。
私自身はアンチエイジング、美容医療に悪い印象はありません。むしろ積極的に利用すべきと考えています。
自身もピーリング、ボトックス治療は定期的に受け始めています(40オーバーってやはり色々出てくる…)。興味があると試してしまう性分なところもあるので、人に多くを語れるほどではありませんが、それなりに試しています。
個人的には、やはり恒久的なインプラント(鼻のプロテアーゼなど)は感染の問題を考えてしまい、手が出せません。今後も出さないと思います。
針、注入治療も副作用、事故がないわけではありません。ただ費用対効果が比較的高いと思うものには、積極的に手を出してます。今のところはボトックスのみですが。
感想を書けそうな施術
- マッサージピール(コラーゲンピール)
- ボトックス
- HIFU
- RF
- 白玉点滴(グルタチオン、高濃度ビタミンC)
- レーザー数種類
今後、自分がどの施術をどのタイミングで受けるかを決めていくためにも(無制限には当然お金が足りません…)、ちょっと効果や感想などを後々、整理していきたいと思います。
ワンコは美容なんて関係なく、どの子も可愛い。羨ましい限りです。
彼らからすれば、美容施術なんてなんて時間の無駄以外の何ものでもないですね。美容にかける時間があるならワンコとの時間を確保した方が良いですよ、なんて全く反論できません。なるべくそうします!
矛盾していることは承知で、費用対効果、時間対効果のことも考えつつ、最も効率の良い方法でアンチエイジングを目指したいと思います。
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