ゼオスキンとは何か?
アメリカビバリーヒルズの皮膚科医、Dr.Obagiが「医療」美容にこだわって開発したというゼオスキン。
(Obagiといえばロート製薬のVit C化粧品が思い浮かびますが、これもこのObagi先生がロート製薬と提携しているようです。すごい先生ですね。)
医療機関を通じてのみ購入可能な基礎化粧品です。レチノイドとハイドロキノロンを研究し、ビタミンA(レチノイド)中心にしたラインナップになっています。※ビタミンAについてはまた後日再度お勉強しようと思います。
最初にこれらを知ったときの感想は、「高級そう」「そして高い!」「アメリカの商品ということは日本人には合わないのではないか」ということでした。日本人の繊細な?お肌にはアメリカの商品は合わない(失礼な話)という思い込みからなんとなく避けていました。
ただ1度使ってみたところ、これが予想以上に良かった・・・!
少なくとも40代日本人女性、普通肌の私にはどうやらかなり合っていたようです。
「高いものを使ってるんだ!」というプラセボ効果はどこまでも否定できませんが、使用開始してからかなりお肌の調子が良いように思われます。
医療機関(美容皮膚科など)直接クリニックに行かなくても、オンラインで診療・処方してくれるところもあるようです↓
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特徴
ゼオスキンの特徴としては・・・
医療機関専売品であること
これはDr.Obajiのこだわりの1つだそうです。医療介入なしに民間医療で肌がボロボロになってしまうケースを見て、必ず医師の診断と処方が必要というこだわりを持ったそう。
種類が多いこと
多様な成分とその効果があることから、一人一人に合った商品を中から選ぶ必要があるからなのか。かなりたくさんの種類が合ってどれをチョイスすべきかパッと見てもわからないかと思います。
治療プログラム(セラピューティック)も組まれていること
かなり強い薬剤(ハイドロキノン)も含まれている商品もあります(ミラミン、ミラミックス)。これは確かに皮膚科医にみてもらいつつ行うのが良さそう。
まだ治療メニュー、セラピューティックにはチャレンジしていません。経験者によると、顔が真っ赤になりボロボロと皮がむけてしまうようで、痛みや痒みもかなりあるよう(その後は綺麗になる)。いつかはチャレンジしたいですが、時期を見極める必要があります。いずれにしろ紫外線問題の大きい夏の間は避けようと思っています。
「ゼオスキン」youtubeやinstagramなどで検索すると、医師や美容家なる方々がいろんな解説をしてくれています。少しずつ勉強してみると楽しいかもしれません。
レチノイド(Vit A)とハイドロキノン
この2成分が治療の要となります。いずれも効果は高いものの、副作用も強い薬剤です。それゆえに医療機関専売ということにもつながります。
容器が独特
どれも中身がわかりにくい容器になっています。容器自体に重みがあるので、残量がわかりにくいです。下の穴にライトを当てて残量を見るという方法があるそうですが、パッと見ても残量がわからないので、ある日突然終わりがきてしまいます。
かなり個人的な感想(とりあえずまとめ)
使用経験があるのは・・・
エクスフォリエーティングクレンザー
カプセル型Vit Eが配合されており、古い角質をoff。とにかく洗い上がりがさっぱりするジェルタイプのクレンザーです。おそらく4種類の洗顔(下記)のうち、最もクレンジング力は高いと思われます。最初に緑の粒(Vit Eカプセル)をグリグリと潰して洗い始めるのがポイントです。
しっかりと汚れは取れます。
バランサートナー
いわゆる化粧水。オールタイプのお肌に合うようです。グリコール酸(パイナップルなどに含まれる成分)が含まれており、ピーリング作用も弱いながらにあるようです。これもかなりさっぱりする感覚です。ヒアルロン酸や肌引き締め効果のあるハマメリスエキスも含まれています。
化粧水というか、他の美容液の「浸透を良くする」と思って付けています。製品全般に言えることですが、匂いは少なめです。
デイリーPD
美容液。以前はレチノールが含まれていましたが、リニューアルされたことによりレチノール成分がなくなりました。代わりにゼオスキン独自の成分ZPOLY、ZO-RRSという成分が含まれています。ZPOLYは植物由来の成分であり、炎症を抑える作用があります。ZO-RRSはフリーラジカルから肌を守る成分(ハーブ成分)が含まれているそう。
どちらも植物由来。植物については調べてもいまいちピンと来ないので、まとめるのも難しいのですが、今後じっくり調べたいと思います。顔の赤みを軽減したり、バリア機能を高めてくれる作用あり。一番汎用性の高い商品かなというのが個人的な感想です。バランサートナーとこのデイリーPDだけでもかなり良いと思います。お肌がつるんとする感じがします。
イルミネーションAOX
最近発売されました。成分は若干異なるものの、デイリーPDの朝バージョンと考えて使用しています。イルミネーションというようにキラキラ成分が配合されており、化粧の下地にすると顔が明るくなり、テンションが上がります。
RCクリーム
炎症を抑える作用あり。さらりとしたつけ心地のクリーム。
クリームの瓶に手を入れなくて済む構造になっています。
RNクリームというクリームと同様、「光老化」に特化したクリームです。RNクリームにセラミド、スクワラン、シアバターを配合し、より保湿力を高めたのがRCクリームです。真皮と表皮の接合部(DEJ:Dermal Epidermal Junction)に作用し、顔のたるみの予防に効果があるようです。
シミはレーザーなどの方法がありますが、たるみはフェイスリフト術など外科的な施術以外には治療法がないそうです。
ならば予防するしかない!と思い、このクリームを使い始めました。
Wテクスチャーリペア
ゼオスキンの代表格、レチノール配合製剤。週2回から3回のみ。連日使用すると顔の皮剥けが起きます。またA反応と言われる、肌の新陳代謝に伴う症状(乾燥、皮剥け、赤みなど)が最初は出てきます。私は初めて使用した時は、真っ赤になりましたが、数日ですっかり綺麗になりました。
回数を重ねるとA反応は薄れていき、最近はあまり強い反応は出てこなくなりました。
他の商品まとめ(今後のための備忘録)
洗顔
エクスフォリエーティングクレンザーの他に洗顔は・・・(おそらくクレンジング力の順番に)ジェントルクレンザー(オールラウンダー)、ハイドレーティングクレンザー (保湿力高く肌荒れ中にもgood)、バランシングクレンジングエマルジョン(かなりマイルド)という4種類。
そしてさらにエクスフォリエーティングポリッシュという超微粒子マグネシウムが含まれたスクラブ、角質ケアがあります。この角質ケアはかなり気になっています。週に2,3回でOK、朝使用すると、大変化粧のりがよくなるようです。
化粧水
バランサートナー(上記)
ベーシックケア(エイジングケア)
デイリーPDとイルミネーションAOXセラム(上記)
ベーシックケア(保湿ケア)
RNクリームとRCクリームがあります(上記)
ハイドロキノン
ミラミンとミラミックス、いずれも「皮むけ」を起こす「治療」コースで使用されます。
ハイドロキノロンはメラニン合成酵素(チロシナーゼ)の阻害薬となります。美白効果に優れていますが、使用後に休薬期間を設けなくてはならないので漫然と使用することができません。
ミラミン、ミラミックスの違い・・・ミラミンは単独使用が可能ですが、ミラミックスはVitA誘導体であるトレチノインと混ぜて使用することが必要となります。トレチノインは医薬品であるため、別途、皮膚科からの処方が必要となるそう。
使用レポートを検索すると出てきますが、皮膚が一旦ボロボロに剥けてくるようです。そして数ヶ月後につるんと生まれ変わる!いろんな方が試してレポートされているので、読んでみると面白いです。
ノンハイドロキノン(肌の透明感アップ)
皮剥けを起こさない商品。Vit C配合のシーセラムとブライタライブ。ニキビ跡などにシーセラムはお勧めだそう。
高濃度ビタミンA(レチノール)
これぞゼオスキンの代表商品。レチノールが含まれた製剤です。スキンブライセラム、Wテクスチャーリペア)(上記)、ARナイトリペア。ハイドロキノロンほどではないですが、皮剥けを起こすことがあります。これも皮膚科の診断が合った方が安全かと思います。
エイジングスペシャルケア
ファーミングセラム、Gファクターセラム
美容ジェルです。たるみケア、はりが出てくるそう。
日焼け止め
サンスクリーンも3種類。顔用、顔とボディ用、そして最近発売されたSPF50の顔用クリームです。パウダーもあるようです。
スペシャルケア
青・黒・茶全てに効果ありというアイケア製剤のハイドラファーム、同じくGファクターアイセラム、ボディケア商品もあり。
とにかくたくさんあってわからず・・・。一度きちんと相談して見るのも良いかと思います
*商品の紹介にアフィリエイト広告を利用しています
美容って・・・お金がかかる
これだけ一気に揃えるのは無理ですが・・・想像以上に良かったのでお勧めできる商品です。しばらくはこれを続けたいと思っています。そしてもったいないと思って使っているせいか、かなり持ちは良いです笑。半年〜1年くらい持ってくれないからと思っています。
DrObagi恐るべし。
最近、際限ない美容に対する対策として・・・勉強ノートを作り始めました。ワンコの勉強ノートとともに活用したいと思っています。
楽しんでいるうちは続けたいと思います。
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